卒業生の合唱として定番ではありますが、やはり『仰げば尊し』が思い出に残っています。結構練習したのに、当日はみんな泣いていてあまりちゃんと歌えなかったのも良い思い出です。また当時3年生の時に担任だった古典の先生が、歌詞の中にある「今こそ、別れめ」の「別れめ」は「別れ目」ではなく、古典文法にある『こそ+動詞の已然形』が使われていて、「別れむ」→「別れめ」 になったもので「今こそ、お別れの時だ!」と強調している意味なんだよと、涙目ながらに説明してくれた卒業式当日の思い出があります。とても教えるのが上手で生徒思いの大好きな先生だったので、『仰げば尊し』を聞くとその先生のことも思い出して懐かしく思います。 高校の卒業式では毎年退場の時に、エドワード・エルガーの『威風堂々』が使われていました。下級生の時に聞いていた時も威厳があってかっこいい曲だなとは思っていましたが、実際に自分が卒業していく場面になって、体育館から退場していく時にこの曲が鳴ると「あぁ、本当に高校生活が終わってしまうんだな?」と物凄いリアリティが押し寄せてきて、曲の雰囲気に合わせて寂しくなったり、これからの生活に向けてワクワク感が高まったり、複雑な感情が押し寄せてきたことを思い出します。 絢香さんの「にじいろ」を流してみたいです。「これから始まるあなたの物語」の歌詞で始まるこの歌は、タイトルからして輝かしい未来を想像させるし、歌詞も卒業生たちを応援してくれる温かいメッセージがこもっており、これから大きく羽ばたいていく若い背中をきっと大きく後押ししてくれると思います。明るいけれどちょっと切なさも感じさせるメロディーも卒業の寂しさと重なっているし、寂しいながらも新しい門出を迎える卒業式にピッタリだと思います。
小学校の卒業式で歌った「旅立ちの日に」が印象に残っています。
6年生の先輩たちが歌っているのを毎年聞くたびに感動していました。
先輩たちは主にソプラノ、メゾ、アルトの女性3部合唱の構成で歌っていて、声変わりをした男の子たちもアルトパートで参加していました。
しかし、私たちの学年は特に合唱が大好きで学年主任も合唱部顧問ということから、声変わりの男たちのための男声パートを加えて、混声4部合唱の構成で歌いました。
自分たちの歌う合唱の中に初めて男声パートが入った感覚は、なんだかとても大人になった気分で、あぁもうすぐ中学生になんだなとワクワクしたことを覚えています。
やはり男声が加わると皆んなも気分が上がり、卒業式当日は今までにない声量での大合唱になりました。
後半大サビの「今、別れの時」「未来信じて」「弾む若い力信じて」「青空に」というフレーズは特にみんなが力を込めて歌っているのを実感しました。” “高校の卒業式の入退場曲である、吹奏楽部在校生の演奏による「威風堂々」が印象に残っています。
私も吹奏楽部で演奏してきました。
吹奏楽部の3年生は12月の演奏会で引退をするため、卒業式は1、2年生で演奏する初めて大舞台です。
お世話になった先輩たちを自分たちの演奏で送り出す、そう思うと絶対良い演奏にしようと気合が入りました。
私たちは大丈夫!先輩たちに育ててもらったおかげで立派に演奏ができます!安心して新しい道を歩んでください!という気持ちを演奏で伝えていました。
退場の際、先輩がこちらをみて頷いてくれた時は泣いてしまいました。
・greeeenの遥か
歌詞の中には父や母にも触れられているので、幅広く感謝を伝えられる
・EXILEの道
明るい未来が描かれていることと、今までの時間に感謝と嬉しさの涙も歌詞に入っているのが魅力です。
・H2Oの想い出がいっぱい
いつの日かいまを思い出す時がくるよ、と言われているような歌詞は、旅立つ不安を消してくれる明るい歌だなと思うから。
・夢みたものは・・・・
旋律が綺麗なところが好きです。
夢みた愛、願った幸福はここにある、という歌詞がとても魅力的だと思います。
思い出に残っている曲は、「旅立ちの日に」です。近年では、YouTuberさんが複数人で歌ったりしていて、卒業などの場面ではトップレベルに有名な曲だと思います。私が中学生の時の卒業式で歌った曲です。練習段階から、男性パート女性パートの振り分け具合がとても良く、気持ち良く歌っておりました。1番好きな歌詞はやはりサビの「今、旅たちの時 飛び立とう 未来信じて」のころです。中学生にもなると将来のことを見据え不安や希望を胸に抱えます。そんな思いを抱きながら未来を信じて生きていこうというような、自身を励ます歌でもあり、誰へ向けたエールの曲で、練習では込み上げてこなかった思いが、本番では込み上げ溢れ出るものがありました。泣き過ぎてしまい、歌えず、ちょっぴり後悔が残りましたが、今でも3月頃になると聞きたくなる曲です。 入退場曲で印象に残っているのは、kiroroの「未来へ」です。あまり覚えていないのですが、私が在学生として卒業生を見送る時に流れた曲だったかと思います。この曲で一番好きなところはもう曲が始まってすぐのところです。イントロなしで、「ほら 足元を見てごらん これがあなたの歩む道」kiroroさんの優しい歌声も相まって、感動ムードが1秒で作られ、当時とても感動したのを覚えています。今でもよく使われる曲だと思うのですが、これから先何年経っても語り継がれていってほしい名曲です。 私のオススメ曲は嵐の「Still…」です。誰もが知る曲ではないかもしれませんが、1度聞いていただけるとオススメする理由が分かると思います。曲中ではラップもあったりして合唱曲としては難しいところもありますし、ジャニーズの曲ということもあって使いづらいところは正直のところあるかと思います。でも、曲のテーマは「旅」です。歌い始めが「いつか君が言った忘れそうな言葉を思い出していた」とあり、これまでの学校生活などを思い出す卒業式にはピッタリの曲だと思います。卒業は悲しいことじゃなく、新しい生活への第1歩なんだと思わせてくれる素晴らしい曲です。